劇場版『魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』を見てきました。
映画らしいゆったりとした進行でTVシリーズとの違いを感じましたね。わかりやすくてキレイにまとまっていたと思います。
ただ、ちょっと手堅くまとまりすぎて『魔法科高校の劣等生』らしさが物足りなかったかな・・・まあ終わってみると意外と満足度が高いのはやっぱりキャラの魅力ですかねぇ。
TVシリーズで『もっと見たいな』と思っていた『柴田美月』や『光井ほのか』がこれだけたっぷり堪能できたのは想定外でした。特別フューチャーされてるわけじゃないんだけどね。これ目当てにもう一回見に行ってもいいかなぁ・・・って思うくらい(笑)
『キャラを楽しむ』という点では満足なんだけど、TVシリーズで感じた『魔法科高校の劣等生』の面白さって何だったかなぁ?って、ちょっと考えさせられる作品でした。(原作小説は未読での感想です)
※『事前に原作読むのは必須じゃない』を文末に追記しました。
※後半からネタバレありのレビューになりますのでご注意ください(スキップ可)
久しぶりの封切り初日の鑑賞だったのですが、これが予想以上の祭り状態で驚きました。ムービックスさいたまのロビーは物販と入場者の列でぎゅうぎゅう詰め(笑)大部屋2つ同時に上映して捌いてました。
いつもは映画はすいてる席で見るのが好きだけど、ここまで祭り状態だと逆にテンション上がりますね。
420席が最前列までほぼ満席で、これ普通の回だよ、今日たしか5回目の上映(舞台挨拶・LV回含む)なのに・・・こんなに人気があったとはねぇ。
『さすおに』なんて揶揄してても、やっぱりみんな好きなんだなぁと実感しました。まあ『ガンダム THE ORIGIN』と違って客層はかなり揃ってましたが。
(最終章へスキップ)
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ストーリーは一見複雑に見えて実際はシンプルな構成。前半はとてもゆっくりした進行で、ラストに向けて一気に盛り上げる感じでわかりやすかったですね。
見てる最中は前半ちょっとのんびりしすぎでダレるなぁ・・・なんて思ったけど、キャラを堪能できたって意味では良かったのかな?前半はある意味ファンムービーになっててサービスシーンの連続でしたね。
冗長に感じるかどうかのさじ加減って本当に難しそうですね。初見だったからそう感じたのかな。2回目みるとまた違うのかもしれません。
それにしても、大人数で『サービスシーン』を見るのに慣れてきたせいか、恥ずかしさより逆に面白くなっちゃうんですが、さすがに劇場のスクリーンで『謎の光』でてくると笑っちゃいますね。
あと深雪のバスト・・・えっ・・・誰? 美月じゃなくて?こんなすごいの?・・・え〜っ?って思ってしまった(いまだに勘違いのような気も)
それにしても前半はほとんど魔法が出てこないので、後半にようやく魔法が出てきたときには『あ、そういえば魔法ものだっけ!』と気づく位でした。(正確に言えば冒頭のスイカ割りで使ってましたけど)
個人的に一番の見所はエリカたちの殺陣のシーンかな。それまでバトルらしいバトルのない状態から、ために溜めての戦いのシーン。エリカの動きも良くて熱くなりました。
あと本筋と関係ないけど、九亜(ここあ)たち『わたつみシリーズ』の子達が、ワタモテの『もこっち』に見えちゃって途中で笑いを堪えるのが大変でした。
もこっちがいっぱいいる・・・って一度見えちゃうとダメですね。シリアスシーンなのに笑ってしまって。
他にも、過去を想起させるシーンが挿入されていて、次期TVシリーズへの布石かな?って感じるところもありましたね。原作未読なのでちょっとわからないのですが。
この作品って、未来の国際政治や軍事について描かれているものの、ご都合主義な部分が多くてリアリティーは重視してないですよね。
でもこのシリーズの面白さって、そういう所じゃないんですよね。自分が思うTVシリーズの面白い所ってこんな感じだと思います。
こういった点が絡み合っていて、エンターテイメントとしてすごく面白かったんだと思うんですよね。荒唐無稽な世界やご都合主義なのはこれを生かす設定なので気にならなかったんですよね。
劇場版では周りは達也の実力はわかってるし、もうぜんぜん『劣等生』じゃないもんね(笑)設定上の面白さってTVシリーズで使い切ってるわけで、そういう意味ではなかなか難しいんだろうなぁ。
ただ、今作では魔法技術自体が『単なる超能力』や『兵器』みたいな感じに見えちゃって、魔法科ならではの特徴が見えにくくなってる気がしますね。
プログラム化された起動式を繰り出す感じが良かったんですよね。あれ試合的な対戦シーンではすごく面白いんですよね。どうやるんだろう?って謎解きゲーム的な面白さもあるし。
今回は達也がすごい兵器(能力)を使って勝つという感じで、ちょっと一本調子な感じを受けてしまったかな。
もちろん、最後は達也が勝つって結論で問題ないんですよ。それは絶対なんだけど、ひっくり返してスカッとする感覚というか、カタルシス感を期待しちゃってた部分はありますね。
劇場版ということで話が大きくなりすぎて、TVシリーズの特徴が見えにくくなった気がします。
もう一つの面白さである行き過ぎたきょうだい愛。いわゆる『さすおに』的シーンは結構ありましたが、ちょっとこれ見よがしに感じちゃったかな。
あれもTV版(特に1クール)ように、達也が馬鹿にされたり、逆に憧れられたりするからこそ映えるんじゃないかなぁと思いました。
愛するお兄様がみんなに馬鹿にされるのは嫌だけど、人気者になりすぎると嫉妬する・・・って深雪の微妙な感情が結構楽しかったんですけどね。
軽めのハーレム展開ってのが劇場版ではほとんど感じられなかったですよね。まあ、ここまでストーリーが展開しちゃうと難しいのかもだけど。
ただ、もうちょっと達也の人気に深雪が嫉妬するみたいなの見たかったかも・・・なんて思いました。
TVシリーズで大好きだったのはオープニングとエンディングだったんですよね。特に1クールのはすごく良い出来で、楽曲単体の良さはもちろん、映像とのシンクロが素晴らしかったんですよね。
ファンムービーという視点ではキャラのサービスも良いけど、アニメならではのカッコイイOPやEDを期待したかったですね。
今回の主題歌GARNiDELiAの『SPEED STAR』も、すっごく良い曲じゃないですか。曲自体もすごく良いんだけど、歌詞もストーリーとのシンクロ率が高いんですよね。予告編ではかなり痺れました。
この曲でカッコイイOP/EDを作ってくれたらなぁ・・・通常の映画の体裁ではシンプルなスタッフロールなんでしょうけどね。あれだけ良い曲だったので絵と合わせたOP/EDが見たかったです。
まあちょっとネガティブなことも書きましたけど、終わってみれば決して満足度は低くはないです。キャラを楽しめるというのも本編とは違う外伝的な作品だからできることかもしれないし。
なんつっても、ほのかと美月が見たかった自分には望外のファンムービーになってました。そういう意味では予想以上に良かったですね。
ただ、もっと『魔法科高校の劣等生 』らしさがあればなぁ・・・とは思いますが、久しぶりで期待値あげすぎたかな?
自分は原作を読んでない程度の超ライトなファンなので、原作から読み込んでいるコアなファンはどう思っているのか気になるところですね。
今回は監督が小野学さんから吉田りさこさんに、制作会社もマッドハウスからエイトビットに変わったようですね。
吉田りさこさんはTVシリーズでも演出に入っていたようですし大きく変更はないのでしょうけど。やっぱり解釈的に影響とかあるんだろうか。
キャラクターを楽しむという点では高評価なのですが、魔法科ならではの楽しさがもっとあればなぁと・・・期待してしまう作品ですね。次期シリーズも楽しみです。
もう一度TVシリーズを見直したくなったなぁ。
※なんと来場者プレゼントは第7弾まで予定されているようです(笑)美月のグッズがあったら行ってみようかな・・・。
他の人の感想をみると『事前に原作読んでおかなきゃダメ』っぽい意見を結構みますね。まだアニメ化されていない『追憶編』とか『来訪者編』を勧めています。
自分はTV版しか見てませんけど特に問題なく鑑賞できました。金髪のリーナとか米軍の組織スターズとか知らなくても大して問題ないです。リーナの見た目が変わるのは『おや?』と思ったけど『そういう人なんだな』ってわかる様になってたし。
キャラクターについては公式サイトのキャラクター紹介ページを一通りチェックするだけで準備としては十分だと思います。
過去のシーンが挿入されるのもフラッシュバック的な回想シーンなので、むしろ知らない方が『何か関係ありそうだ』と想像を巡らせて面白いかも。
さすがに原作小説読まないと理解できない映画は作りませんよね。おそらく次期テレビシリーズにつながる様になってるし、後々つながりを楽しめる様になってる気がします。
原作既読のファンから見ると『知ってるだけに心配になる』と思うんですよね。でも自分の様に未読で鑑賞しても『意味不明で置いてきぼり』って事はなかったので安心して大丈夫!だと思いますよ。
原作:佐島勤
キャラクターデザイン/総作画監督:石田可奈
監督:吉田りさこ
脚本:佐島勤/ライトワークス
色彩設計:野口幸恵
アニメーション制作:エイトビット
劇場版 魔法科高校の劣等生 公式サイト
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映画らしいゆったりとした進行でTVシリーズとの違いを感じましたね。わかりやすくてキレイにまとまっていたと思います。
ただ、ちょっと手堅くまとまりすぎて『魔法科高校の劣等生』らしさが物足りなかったかな・・・まあ終わってみると意外と満足度が高いのはやっぱりキャラの魅力ですかねぇ。
TV版のみで原作未読でも特に困らなかった。 知らない人や団体は出てくるけどついていける感じ。 第3弾特報/本予告より画像引用 (当ブログの画像引用について) ©2016 佐島 勤/劇場版魔法科高校製作委員会 |
TVシリーズで『もっと見たいな』と思っていた『柴田美月』や『光井ほのか』がこれだけたっぷり堪能できたのは想定外でした。特別フューチャーされてるわけじゃないんだけどね。これ目当てにもう一回見に行ってもいいかなぁ・・・って思うくらい(笑)
(アニプレックス公式配信)
『キャラを楽しむ』という点では満足なんだけど、TVシリーズで感じた『魔法科高校の劣等生』の面白さって何だったかなぁ?って、ちょっと考えさせられる作品でした。(原作小説は未読での感想です)
※『事前に原作読むのは必須じゃない』を文末に追記しました。
※後半からネタバレありのレビューになりますのでご注意ください(スキップ可)
初日は祭り状態の大盛況!
久しぶりの封切り初日の鑑賞だったのですが、これが予想以上の祭り状態で驚きました。ムービックスさいたまのロビーは物販と入場者の列でぎゅうぎゅう詰め(笑)大部屋2つ同時に上映して捌いてました。
いつもは映画はすいてる席で見るのが好きだけど、ここまで祭り状態だと逆にテンション上がりますね。
420席が最前列までほぼ満席で、これ普通の回だよ、今日たしか5回目の上映(舞台挨拶・LV回含む)なのに・・・こんなに人気があったとはねぇ。
『さすおに』なんて揶揄してても、やっぱりみんな好きなんだなぁと実感しました。まあ『ガンダム THE ORIGIN』と違って客層はかなり揃ってましたが。
関連記事 機動戦士 ガンダム THE ORIGIN I アニメ版 映画 感想:涙を抑える事ができない傑作 - アニメとスピーカーと※次項から若干ネタバレありのレビューになりますので未見の方はご注意ください。
(最終章へスキップ)
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この大人数で鑑賞するサービスシーン・・・
ストーリーは一見複雑に見えて実際はシンプルな構成。前半はとてもゆっくりした進行で、ラストに向けて一気に盛り上げる感じでわかりやすかったですね。
見てる最中は前半ちょっとのんびりしすぎでダレるなぁ・・・なんて思ったけど、キャラを堪能できたって意味では良かったのかな?前半はある意味ファンムービーになっててサービスシーンの連続でしたね。
ほのかってこんなにナイスバデーだったっけ・・・ ファンには120%の満足感がある作品。 ©2016 佐島 勤/劇場版魔法科高校製作委員会 |
冗長に感じるかどうかのさじ加減って本当に難しそうですね。初見だったからそう感じたのかな。2回目みるとまた違うのかもしれません。
それにしても、大人数で『サービスシーン』を見るのに慣れてきたせいか、恥ずかしさより逆に面白くなっちゃうんですが、さすがに劇場のスクリーンで『謎の光』でてくると笑っちゃいますね。
あと深雪のバスト・・・えっ・・・誰? 美月じゃなくて?こんなすごいの?・・・え〜っ?って思ってしまった(いまだに勘違いのような気も)
エリカの殺陣が見所、でも九亜がもこっちに見えた
それにしても前半はほとんど魔法が出てこないので、後半にようやく魔法が出てきたときには『あ、そういえば魔法ものだっけ!』と気づく位でした。(正確に言えば冒頭のスイカ割りで使ってましたけど)
個人的に一番の見所はエリカたちの殺陣のシーンかな。それまでバトルらしいバトルのない状態から、ために溜めての戦いのシーン。エリカの動きも良くて熱くなりました。
エリカのバトルシーンはかなり力が入っている 個人同士のバトルはやはり見応えがある ©2016 佐島 勤/劇場版魔法科高校製作委員会 |
あと本筋と関係ないけど、九亜(ここあ)たち『わたつみシリーズ』の子達が、ワタモテの『もこっち』に見えちゃって途中で笑いを堪えるのが大変でした。
一度『もこっち』に見えたら頭から離れなくなって困った。 ©2016 佐島 勤/劇場版魔法科高校製作委員会 |
もこっちがいっぱいいる・・・って一度見えちゃうとダメですね。シリアスシーンなのに笑ってしまって。
他にも、過去を想起させるシーンが挿入されていて、次期TVシリーズへの布石かな?って感じるところもありましたね。原作未読なのでちょっとわからないのですが。
魔法科の面白さとは何だったか
この作品って、未来の国際政治や軍事について描かれているものの、ご都合主義な部分が多くてリアリティーは重視してないですよね。
でもこのシリーズの面白さって、そういう所じゃないんですよね。自分が思うTVシリーズの面白い所ってこんな感じだと思います。
- 現代化された魔法技術自体の面白さ。
- プログラム化された起動式によるバトルの斬新さ。
- 舐めてかかってくる敵をひっくり返すカタルシス感。
- 超優秀な妹を、さらに凌ぐほどの実力を隠している面白さ。
- 行き過ぎたきょうだい愛と軽いハーレム要素(さすおに感)
こういった点が絡み合っていて、エンターテイメントとしてすごく面白かったんだと思うんですよね。荒唐無稽な世界やご都合主義なのはこれを生かす設定なので気にならなかったんですよね。
魔法技術が兵器と見分けがつきにくい
劇場版では周りは達也の実力はわかってるし、もうぜんぜん『劣等生』じゃないもんね(笑)設定上の面白さってTVシリーズで使い切ってるわけで、そういう意味ではなかなか難しいんだろうなぁ。
ただ、今作では魔法技術自体が『単なる超能力』や『兵器』みたいな感じに見えちゃって、魔法科ならではの特徴が見えにくくなってる気がしますね。
起動式とかは一応出るんだけど、魔法技術らしさというより 超能力や通常兵器という感じがしてしまう ©2016 佐島 勤/劇場版魔法科高校製作委員会 |
プログラム化された起動式を繰り出す感じが良かったんですよね。あれ試合的な対戦シーンではすごく面白いんですよね。どうやるんだろう?って謎解きゲーム的な面白さもあるし。
今回は達也がすごい兵器(能力)を使って勝つという感じで、ちょっと一本調子な感じを受けてしまったかな。
もちろん、最後は達也が勝つって結論で問題ないんですよ。それは絶対なんだけど、ひっくり返してスカッとする感覚というか、カタルシス感を期待しちゃってた部分はありますね。
劇場版ということで話が大きくなりすぎて、TVシリーズの特徴が見えにくくなった気がします。
ハーレム要素あっての『さすおに』
もう一つの面白さである行き過ぎたきょうだい愛。いわゆる『さすおに』的シーンは結構ありましたが、ちょっとこれ見よがしに感じちゃったかな。
あれもTV版(特に1クール)ように、達也が馬鹿にされたり、逆に憧れられたりするからこそ映えるんじゃないかなぁと思いました。
さすおにシーンはたくさんあるものの・・・ ハーレム要素が意外とアクセントになっていたのかもしれない ©2016 佐島 勤/劇場版魔法科高校製作委員会 |
愛するお兄様がみんなに馬鹿にされるのは嫌だけど、人気者になりすぎると嫉妬する・・・って深雪の微妙な感情が結構楽しかったんですけどね。
軽めのハーレム展開ってのが劇場版ではほとんど感じられなかったですよね。まあ、ここまでストーリーが展開しちゃうと難しいのかもだけど。
ただ、もうちょっと達也の人気に深雪が嫉妬するみたいなの見たかったかも・・・なんて思いました。
OP/EDはもっと力入れて欲しかったなぁ!
TVシリーズで大好きだったのはオープニングとエンディングだったんですよね。特に1クールのはすごく良い出来で、楽曲単体の良さはもちろん、映像とのシンクロが素晴らしかったんですよね。
関連記事 2014年 アニメオープニング ランキング BEST 72 全コメント付 - アニメとスピーカーと(同率9位に魔法科)
ファンムービーという視点ではキャラのサービスも良いけど、アニメならではのカッコイイOPやEDを期待したかったですね。
今回の主題歌GARNiDELiAの『SPEED STAR』も、すっごく良い曲じゃないですか。曲自体もすごく良いんだけど、歌詞もストーリーとのシンクロ率が高いんですよね。予告編ではかなり痺れました。
GARNiDELiA 『SPEED STAR』-YouTube EDIT ver.-
GARNiDELiA Official Youtube Channel (公式配信)
この曲でカッコイイOP/EDを作ってくれたらなぁ・・・通常の映画の体裁ではシンプルなスタッフロールなんでしょうけどね。あれだけ良い曲だったので絵と合わせたOP/EDが見たかったです。
満足度は高いけどさらに上を期待してしまう
まあちょっとネガティブなことも書きましたけど、終わってみれば決して満足度は低くはないです。キャラを楽しめるというのも本編とは違う外伝的な作品だからできることかもしれないし。
なんつっても、ほのかと美月が見たかった自分には望外のファンムービーになってました。そういう意味では予想以上に良かったですね。
柴田美月ファンなら相当の満足感を得られる作品なはず ©2016 佐島 勤/劇場版魔法科高校製作委員会 |
ただ、もっと『魔法科高校の劣等生 』らしさがあればなぁ・・・とは思いますが、久しぶりで期待値あげすぎたかな?
自分は原作を読んでない程度の超ライトなファンなので、原作から読み込んでいるコアなファンはどう思っているのか気になるところですね。
今回は監督が小野学さんから吉田りさこさんに、制作会社もマッドハウスからエイトビットに変わったようですね。
吉田りさこさんはTVシリーズでも演出に入っていたようですし大きく変更はないのでしょうけど。やっぱり解釈的に影響とかあるんだろうか。
キャラクターを楽しむという点では高評価なのですが、魔法科ならではの楽しさがもっとあればなぁと・・・期待してしまう作品ですね。次期シリーズも楽しみです。
もう一度TVシリーズを見直したくなったなぁ。
※なんと来場者プレゼントは第7弾まで予定されているようです(笑)美月のグッズがあったら行ってみようかな・・・。
追記:事前に原作読むのは必須じゃないと思うよ
他の人の感想をみると『事前に原作読んでおかなきゃダメ』っぽい意見を結構みますね。まだアニメ化されていない『追憶編』とか『来訪者編』を勧めています。
自分はTV版しか見てませんけど特に問題なく鑑賞できました。金髪のリーナとか米軍の組織スターズとか知らなくても大して問題ないです。リーナの見た目が変わるのは『おや?』と思ったけど『そういう人なんだな』ってわかる様になってたし。
キャラクターについては公式サイトのキャラクター紹介ページを一通りチェックするだけで準備としては十分だと思います。
過去のシーンが挿入されるのもフラッシュバック的な回想シーンなので、むしろ知らない方が『何か関係ありそうだ』と想像を巡らせて面白いかも。
さすがに原作小説読まないと理解できない映画は作りませんよね。おそらく次期テレビシリーズにつながる様になってるし、後々つながりを楽しめる様になってる気がします。
原作既読のファンから見ると『知ってるだけに心配になる』と思うんですよね。でも自分の様に未読で鑑賞しても『意味不明で置いてきぼり』って事はなかったので安心して大丈夫!だと思いますよ。
原作:佐島勤
キャラクターデザイン/総作画監督:石田可奈
監督:吉田りさこ
脚本:佐島勤/ライトワークス
色彩設計:野口幸恵
アニメーション制作:エイトビット
劇場版 魔法科高校の劣等生 公式サイト