次の2つの方法で解決できます。
- PDFファイルを直接ColorSyncで開いて保存する方法
- プレビューでオリジナルのQuartzフィルターを認識させる方法
※どちらもColorSyncユーティリティーでオリジナルのフィルターを作っている事が前提です。作っていない人は後半を読んでください。
PDFファイルを直接ColorSyncで開いて保存する方法
こちらは既にPDFファイルになっているものが対象ですが、単発の利用なら非常にカンタンでオススメ。
- PDFファイルをColorSyncユーティリティで開く。(右クリック/このアプリケーションで開く)
- 開いたウインドウの左下の『フィルタ』からオリジナルのフィルタを選択。
- 右下の適用を押して別名で保存。
プレビューでオリジナルのQuartzフィルターを認識させる方法
プレビュー自体にオリジナルフィルタを認識させる方法です。一度設定すればずっと使えます。てか、これバグだよね。MacOSX10.9での場合です。10.10Yosemiteで直っているかは不明です。
- ファインダーでウインドウを開き次のA、Bフォルダを開く
- (A)『(起動ディスク)/システム/ライブラリ/Filters』を開く
- (B)『(起動ディスク)/ユーザ/(ユーザー名)/ライブラリ/Filters』を開く
- オリジナルのQuartzフィルタのファイル(例:Reduce File Size high.qfilter)をAからBに移動
- プレビューを起動させると表示される。
※2,3で開けない場合はウインドウを開いた状態でFinderメニューの(移動/フォルダへ移動)に、『/System/Library/Filters/』(A)『Library/Filters/』(B)を入力すると開けます。
Macの標準アプリ プレビューで圧縮PDF書類を作る
MacのプレビューはカンタンにPDFが作成できて便利ですが、画像が入っていると非常に大きな容量になってしまいます。
そんな時は書き出しオプション(ファイル/書き出し‥)でQuartzフィルタをReduce File Sizeにすると、ファイルサイズは小さくなりますが画質が非常に悪い・・・。書類のスキャンなどはボケて読めないほどです。
しかしこのQuartzフィルタは標準アプリのColorSyncユーティリティでカスタマイズできます。オリジナルのフィルタを作るのは簡単。フィルタタブからReduce File Sizeを複製しパラメーターを変えるだけです。
私はシンプルに下記の設定にしました。単純にサンプリングで最大ピクセルの指定を無くしただけです。これで画像サイズはほぼ同じでJPEG圧縮のみ。視認性はほとんど同等ですが、ファイルサイズが圧倒的に小さくなります。
例えばスキャン書類3ページ(JPEGグレースケール)のPDF。6.2MBだったのが0.53MB(538KB)と1/10以下です。これで書類の視認性はほとんど変わりませんでした。
WebサービスでPDF容量を圧縮してくれるサービスも便利なのですが、仕事の書類だとちょっと心配って人はプレビューのカスタマイズがお勧めです。
PDF 圧縮 フリーソフト完全無料!オンラインで PDF のサイズを縮小。
http://smallpdf.com/jp/compress-pdf
プレビューで複数ページのPDFを作る方法
スキャン画像などを一つのPDFファイルにまとめたい時もプレビューで連結できます。PDFに変換したファイルを複数選択して一括して開きます。左側のサムネイルから複数選択してまとめたい書類へドロップ。+マークが付くのが連結のサインです。
圧縮・連結・書き込みなどPDFビューアーとしてはかなり優秀な標準ソフトプレビュー。でもColorSyncとの連携にバグがあるのは残念。Yosemiteでは修正されているのかな?
参考:
明日に向かって昇龍拳-プレビューのPDF書き出しでバイト数を削減しようとQuartzフィルタを設定しても一覧に表示されなくて困ったら
ザリガニが見ていた...。-独自のPDFのQuartsフィルタを追加する
sinack-サイズダウンを実感!Quartsフィルタを使って自炊生活で太ったPDFをダイエット!
Yahoo!知恵袋 macbook Pro 2700/13、OS X 10.7.3 で
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